PTコミュニティ
2019年9月16日 Gコミュニティ・Cコミュニティ
本件は、アップデートの内容とは関係がありません。PTコミュニティの将来性について国内外問わない内容としているため、今は興味が無いという方はスルーしてください。内容も少し難しく、一部持論も入っています。
①決済と流動性
■PT財団
・オンラインマーケット・ゲーム機能の追加による使用用途の拡大
■PTコミュニティ
・PTによるQR決済の普及
・PT決済店舗での導入
・国を超えたユーザー同士の交流
・状況報告イベントの開催
※コミュニティーは流動性を上げることを意識してユーザーの増加と、決済店舗の拡大を行う。流動性を上げることを意識出来ない場合、必ずどこかで限界が来てしまいます。長期的に成長を見込むであれば、人数や数に固執するだけではく、決済の方法やPTの使い方を十分に理解させた上で普及させる必要があります。
■PTアカデミア
・PTの知識理解
・PTの情報発信
・ブロックチェーン・スマートコントラクト・プラットフォームの知識理解
■PTの優位点
仮想通貨は、現状投資物(投資)として考えられているため、ユーザーが決済で使用することは殆ど無いです。しかし、PTにはこの問題を解決出来る仕組みが備わっています。PTは仮想通貨を運用すれば、実質無料でPLUSが配布される仕組みのため、ユーザーが決済でPLUSを使用することに抵抗が無く、使用され易いという大きな利点があります。また財団側も決済端末となるPTはPSEX(仮想通貨取引所)と完全連動させず、1日数回のみ値段を更新させる方式を取っているため、決済時の価格変動が無く、決済タイミングでストレスを感じることが無いことも利点と言えるでしょう。他の決済アプリと比較しても、QR決済の送金速度はペイペイ(paypay)、支付宝(Alipay)、微信支付(WeChatPay)と同等レベルの速度で決済可能であり、送金手数料も無料であることから、広まりさえすれば実用的な決済アプリであると言えます。
②レンディング
ETHのペッグ通貨DAIとPLUSのレンディング比較
■DAIについて
・DAIを発行するためには発行するDAIの150%分のETHロックし担保にする。
※発行したDAIに対してETHの比率が150%を切るとデフォルトとなり、150%-αでロスカットラインとなる。
【メリット】
ETHを失わずにドルペッグコインDAIを発行できる為、相場の上下に対するリスクヘッジが出来ることに加えて、安定的にETHを保有出来ることになります。
【デメリット】
デフォルトラインに入らないように、日々値段をチェックする必要があることと、ロスカット防止のため、ある程度はDAIを発行しない余剰資金を持っておく必要があることが上げられます。
■PLUSレンディングについて
・PLUSを担保にしてBTC、ETH、XRP等の仮想通貨をロックしたPLUSの値段の60%借り入れが出来る。
・レンディングする期間により、返済する月%は変わる。
【メリット】
DAIと同様にPLUSを失わずに仮想通貨を借り入れできる為、相場の上下に対するリスクヘッジが出来ることに加えて、安定的にPLUSを保有出来ることになります。
【デメリット】
返済期日までに借り入れした通貨数×利率をPT無いで保有しておかないといけないことが上げられます。ある程度は借り入れする通貨の余剰資金を持っておくと返済が出来ないということを回避することが出来ます。
■PTの優位点
PLUSを担保に出来る=財団がPLUSを担保資産として認めたことになります。財団側視点、PLUSの値段が下がったとしても、借り入れられる仮想通貨の60%以上の価値は保てるであろうという見方があるからこそ実現が可能な機能であることが伺えます。ユーザー側からしても、万が一PLUSが40%以上値下りするようなことがあれば、借り入れた仮想通貨の返済を行わず、PLUSを財団に譲渡するという選択が可能となります。この機能(PLUS担保のレンディング)が追加されたことにより、これまでよりもユーザーは安心してPLUSを長期保有することが出来るようになります。
③マイニング(エアードロップ)
PLUSはERC20tokenに分類されるため、厳密にいうとマイニングという概念がありません。しかし、なぜPLUSにマイニングという概念が存在するのでしょうか?それは時代の背景がマイニングという言葉の意味を広義に変化したが原因であると思われます。マイニングと聞くとBTCのマイニング(莫大な電気代を使用して、高性能なPCを使用してブロックの問題を一番最初に解いた人にマイニング報酬を付与)をイメージする人が多いと思いますが、現在のマイニングの共通事項は、ざっくりこのような感じとなっております。
マイニング・・・権利を持っている人が受け取れる報酬
仮想通貨によってはこれ以外に、条件があったりするものももちろん有りますが、PTに関してはこれだけとなっています。では、PTのマイニングはどのような仕組みになっているのでしょうか?
まずは前提としてPLUSという通貨について知っておきましょう。PLUSはERC20Token(ETHのベースラインで作られた通貨)であり、PLUSの総発行枚数は5億枚と決まっています。ERC20TokenはToken作成時に通貨作成者のcontractアドレスに総発行枚数の全て発行されます。つまり財団のアドレスに既に5億枚のPLUSが発行されていることになります。総発行枚数全ての通貨が発行されているので、BTCのマイニングのように掘るという作業が必要有りません。それと同時にBTCで言うところのマイニングという概念自体が存在しないということになります。これはERC20Token全て共通となっています。
■PLUSのマイニング
権利:ダイヤモンド会員・VIP会員
報酬:マイニング報酬(厳密にはエアードロップ)
仕組みとしてはこのような形になります。PT以外にこのような手の込んだ仕組みや技術を導入している仮想通貨ウォレットは他に見たことが無いため、これはPT独自の仕組みであると言えます。
④顔認証
PTはテロ組織へのマネーロンダリングやセキュリティにとても力を入れています。殆どのウォレットでは、パスポート/運転免許証/個人番号+SMS認証+メール認証+2FA認証が主流となっていますが、PTはこれらの認証に加えて個人認証(KYC)で顔認証を導入しています。顔認証などのバイオメトリック(生体認証)を採用している例は珍しく、PTは最先端を走っていると言えます。
Coindeskのコンセンサス2018年で最優秀賞を取っているERC20TokenのCivicが良い参考例で有り、ブロックチェーン×バイオメトリックは非常に相性良く、限定的な分野にはなるが銀行・保険機関等の個人認証費用削減に繋がる技術として期待されています。今後PTが支付宝(Alipay)、微信支付(WeChatPay)との連動や保険分野に進出するにあたり、個人認証(KYC)・セキュリティ分野に力を入れていることは市場拡大を切り口として将来の財産になると感じています。
⑤メインネット
・PLUSベースでICOを実施することが出来る(NEO/NEP-5 TRON/TRC20 etc...)
・開発・機能面でEthereumの制約を受けなくなる
・独自チェーンでプラットフォームの開発が行える
個人的な意見では、PLUSのメインネット以降は現段階で、優先順位は低い方に位置付けられると考えています。その理由は、現状ERC20Tokenでの開発となっているが、機能面では十分過ぎる程足りているからです。しかしメインネット(ETHからの離脱)はプラットフォーム型のERC20Tokenの永遠の課題で有り、今後PTが飛躍していく、進化し続けていくことにあたり、必ず通らなければならない道となります。将来の伸び代としてこれらの情報が財団から出てくると、さらに将来が楽しみなプロジェクトになります。
⑥まとめ
これらの技術や将来性は、PTの一部でしかありません。PTはまだまだ未完成であり、これからが本番となります。このような将来性を実現出来るかどうかは、財団とコミュニティの相互協力無くしては実現不可能です。今の段階では、2024年6月を迎えるにあたり、2024年6月で運用配当が無くなることを悲しむ声が多いですが、5年経っても今のユーザーが配当に固執した考えを持っていたとすれば、おそらくプロジェクトの成功は難しいでしょう。 技術が優れていても、コミュニティが育たずに足踏みしているプロジェクトを私は何度も見てきています。配当を貰うことだけ考える財団に貢献出来ないコミュニティになってはいけません。2024年6月を迎える頃には、配当が無くでもPTを使いたいというユーザーで溢れていて、また世界中様々な施設やお店でPTが使えるようになっているかどうかはコミュニティに所属するユーザー一人一人の努力の結果に掛かっています。コミュニティが力を発揮出来れば、PTは凄いことになる可能性があります。支付宝(Alipay)、微信支付(WeChatPay)からPLUSが買えるようになるかもしれないし、PLUSがICOを行った通貨がPSEXに上場しているかもしれません。どんな未来を描くは、財団と私たちコミュニティ次第です。2024年6月を迎えた時に、財団とコミュニティが素晴らしい結果を作れるように!また2024年6月以降でもPTを使いたいと思えるコンテンツを我々が作っていけるように!PTのアップデートが明けたら第2章が始まります。